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京急の戦略

長期ビジョン(京急グループが
2035年度に目指すべき将来像)

日本全国、そして世界とつながり、
日本発展の原動力である
品川・羽田・横浜を
成長トライアングルゾーンと位置付け、
国内外の多くの人々の生活と交流を支え、
持続的に発展する豊かな沿線を実現する

この長期ビジョンを実現するために、京急は具体的に何を行っていくのか。
これからの戦略について、大きく5つのカテゴリーに分けて解説していきます。

多くの人びとが訪れる
日本の玄関口、品川・羽田。
国のファーストインプレッションを
与える場所であり、
アフターコロナの新たなモデルを
示す場所でもある。

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OUR STRATEGY

#品川#羽田

日本中、そして世界中の人びとが東京・日本を訪れる、その玄関口となっているのが「品川」と「羽田」です。この国の顔として、またアフターコロナの新たなモデルを示すという役割を担うこれらの場所で、京急ではさまざまなプロジェクトを展開しています。
日本屈指の立地を誇り、リニアなどの新たな交通網の整備が進む「品川」では、京急線品川駅の改良とともに、国際的なビジネス拠点の形成を目指したまちづくりにより、えきまち一体となった大規模都市開発を推進しています。そして、日本を代表する空港を抱える「羽田」では、需要が回復するポストコロナに向け、羽田空港第1・第2ターミナル駅への引上線を新設するなど羽田空港への輸送力を増強しています。
世界中の人びとを惹きつけ、訪れた人びとに驚きと感動を与える、そんな都市空間の実現に取り組んでいきます。

品川駅西口地区(高輪3丁目)
開発建物イメージ

古くから玄関口の役割を担ってきた
横浜・川崎エリア。
臨海部の再編やエンターテインメント機能の集積による発展で、
周辺地域との新たな共生の形が、
はじまっていく。

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OUR STRATEGY

#横浜#川崎

線路が街中を駆け巡るよりもずっと前から、国際都市として日本の玄関口を担ってきた「横浜」。近接エリアである「川崎」との間にまたがる臨海部の再編整備やエンターテインメント機能の集積による発展で、周辺地域との共生を目指したまちづくりを推進しています。
現在、みなとみらいを象徴する新たな拠点として建造中の大規模複合ビルでは、音楽イベントなど多様なシーンで活用できるコモンスペースを設置。また関内駅前の旧市庁舎街区活用事業では、スポーツを中心としたライブエンターテインメントを軸として開発を推進するなど、人びとの心豊かなライフスタイルの実現を目指しています。
そして2017年には、京急のネットワークを活用した地域活性化を目指し、川崎市と包括連携協定を締結。横浜はもちろん、地域間の連携のもと産業・観光の活性化を図り、にぎわいと活気に満ちた地域を築いていきます。

横浜市西区の「みなとみらい21 中央地区53街区」に、事務所・店舗・ホテル・駐車場などからなる地上30階・延べ面積約183,000㎡の大規模複合ビルを新設。
※共同事業、2024年3月竣工予定

郊外での居住・レジャーへの価値観
の変化に合わせて
推進していく「都市近郊リゾート
みうらの創生」。
また訪れたい、いつか住みたい――
そんな豊かさを広げていく。

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OUR STRATEGY

#都市近郊リゾート

都心から神奈川県の三浦半島へと鉄道網がおよぶ京急では、「都市近郊リゾート みうらの創生」をビジョンに掲げ、都市だけに依存しない郊外での居住が注目されていること、またレジャーに対する価値観の変化も踏まえながら、豊富な観光資源を活用した事業を展開しています。
その舞台の一つが、三浦半島の最南端に位置する県内最大級の自然島「城ヶ島」。都心での多忙な毎日から解放され、非日常を体感できるラグジュアリーな宿泊施設を整備していきます。
そして「油壺」では、観光ハブ拠点となるべく、「ホテル京急油壺 観潮荘」を中心にスケルトンカヤック・レンタサイクルなど、豊かな自然を堪能できるアクティビティ・イベントを展開。心を満たす体験で、「また訪れたい」「いつか住んでみたい」と思える地域づくりを目指していきます。

美しい自然に恵まれた、神奈川県内最大級の自然島「城ヶ島」

透明度の高い海岸線を水上散策できる、スケルトンカヤック

三浦の魅力に奥行きを生み出す、
エリアマネジメント。
観光型MaaS機能整備による滞在型、
回遊性向上など
新しい事業展開が、いま萌芽しはじめ
ている。

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OUR STRATEGY

#エリアマネジメント

京急では、三浦半島のエリア一帯を一つの「面」として捉え、さまざまな事業者と連携を図り、地域全体の活性化に取り組んでいます。
三浦半島は、都心からわずか1時間圏内の豊かな自然環境や食の魅力で大勢のお客さまが来訪する反面、日帰りが多く長時間滞在が少ないことが地域の課題でした。
これらの課題に対し、京急は自治体・企業・地元などをつなげる「コミュニケーションハブ」の役割を担い、エリアマネジメント組織を組成することで、多様な滞在環境の整備を推進しています。
併せて、滞在拠点やエリアマネジメント組織を支えるシステムとして、観光型MaaSやモビリティ基盤を展開することで、回遊性向上を図るとともに、三浦半島への観光客の流入を促進するなど、各エリアを総合的に捉えた成長戦略の実現を目指しています。

新たなアクティビティとして取り入れた、東南アジアのタクシー「トゥクトゥク」。開放感溢れるなかで、三浦半島を周遊できる

官民連携事業でのリニューアルが予定されている、三浦半島の農と海の体験パーク「ソレイユの丘」

テレワークやワーケーションの浸透
など
ニューノーマルで大きく変わる、
これからの暮らし。
都心からの移住や二地域居住など、
多様な住環境を提案していく。

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OUR STRATEGY

#住環境開発

コロナ禍の影響や働き方改革の推進により、テレワークやワーケーションといった新たな働き方が浸透しつつある昨今。暮らしの場においても、ニューノーマルを前提にした開発が必要となってきています。
マンション開発も手がける京急では、「PRIME」シリーズを展開。各物件のエリアの特性やターゲットとなるお客さまのニーズを踏まえ、「世界を見渡す特等席」としての住まいを提案しています。例えば、ハード面では共用施設としてワークスペースを設置することで快適なリモートワークをサポートし、ソフト面でも地域住民と入居者同士のコミュニティ形成の場になるようなマンションギャラリーを設置するなど、住まわれる方一人ひとりにとっての“住みやすさ”を追求しています。
また、都心での生活にこだわらない郊外への移住・二拠点居住の促進施策として、三浦エリアでは自然を満喫できるバケーションレンタルや、空き家を活用したセカンドハウスなど、「試しに三浦に住んでみる」を気軽に叶える環境を整備。人びとの暮らしに、新たな可能性を見出していきます。

PRIME金沢文庫にも、共用施設としてワークスペースを用意

空き家活用