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4INTERVIEW技術系特集

3年目から、車両の更新改造を
リードする。
鉄道技術者として
一気に成長できる環境。

H.T
[機械コース]
鉄道本部 車両部 車両課 
2023年入社/環境・エネルギー研究科修了

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

計画立案から設計、機器選定、
工事管理まで、
さまざまな関係者と協業しながら
成し遂げる。

私は現在、鉄道車両の更新改造工事を担当しています。技術系総合職として入社し、検車区での日常的な点検業務と、工場でのメンテナンス業務を経験した後、検車区事務所で車両の保安装置や電気装置のトラブルに対応していく業務に従事。こうして当社の鉄道車両に対する理解を深めた後、3年目に本社の車両課へ異動し、先輩とチームを組んで業務を進めています。
更新改造工事では、新造から20年ほど経過した車両に対して、車体や座席などの内装、床下の主要な機器や設備をリニューアルしていきます。対象となる車両をどのような順番で工事するかを計画し、現場の運転士や技術作業員からの要望も受けて更新改造車両を設計。そして新たに装備する機器を選定し、工事が完了するところまで管理していきます。
車両の更新改造の設計は1~2年前から検討を開始して準備を重ね、半年ほどかけて工事を実施する長期プロジェクトです。いくつかのプロジェクトを並行して動かしており、協業する外部の機器メーカーや実際に車両を施工するグループ会社との意見調整に、たびたび頭を悩ませています。そうした難局を乗り越えて、車両を生まれ変わらせる達成感をこれから味わっていきたいと思っています。

責任ある仕事に挑んで
キャリアを広げ、
全体最適の視点で
鉄道事業を発展させたい。

本社の技術部門は少数の組織であるため、車両の更新改造の多くを先輩と二人で手がけています。異動してすぐ、工事にまつわる重要な決定事項に関わっていくとともに、外部のメーカーとの折衝も私が主導。車両の更新改造工事は多額の投資を要し、判断を誤れば経営にも影響が及ぶため、絶えず緊張感をもって仕事に臨んでいます。
また、当社は国から認定された鉄道事業者であり、車両の更新改造にあたって官公庁への手続きが簡略化されているため、自社内で責任をもって設計確認を行っています。品質や安全に関する基準に十分注意して更新改造内容を設計し、官公庁に報告する役割も私は担っており、これも間違いは許されません。さらに、他社局線と相互直通運転を行う車両を更新改造する際、規格に適合しているかを協議する関係各社との会議の場にも、当社を代表して参加。プレッシャーは大きいのですが、若いうちからこうした重要な仕事を担えるのも京急ならではだと思っています。
こうして鉄道技術者に必要な能力を高められる機会が次々と与えられるので、成長も早いように感じます。今後は、鉄道会社で設計管理者になるための国家資格である「鉄道設計技士」の資格も早々に取得するとともに、車両課以外の部署もぜひ経験したい。そうしてキャリアを広げて、全体最適を意識しながら鉄道事業をさらに発展させることのできる人財になりたいと考えています。

学生時代に学んだこと

私は大学院で燃料電池鉄道車両を対象として、動力システム制御の最適化について研究していました。その際、共同研究を通して鉄道業界と関わる機会があり、その事業のフィールドの広さに惹かれたのです。個人的には、何か一つの問題を突き詰めていくよりも、専門性を生かして幅広いテーマに関わりたいという思いがあり、鉄道会社はまさに私が望む環境でした。なかでも京急は、若いうちから多様な業務に挑戦できる環境が整っており、ものづくりやサービスに対するこだわりも強く感じて志望。学生時代の専攻がいま直接役立っているわけではありませんが、例えば大学院でさまざまな社会人の方と人間関係を築きながら共同研究を進めた経験などは、この仕事にも通じているように思います。