

3INTERVIEW事務系
N.E
鉄道本部 運輸営業部 営業企画課
2020年入社/商学部卒
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

大学時代は交通経済学のゼミに所属し、学問の論点の一つである「公共性と効率性の両立」に大きな意義を感じてインフラ系の業界を志望。なかでも京急を選んだのは、沿線が地元で幼い頃から馴染みがあったこと、また、若手でも経営に関わる重要な仕事を任されると知り、挑戦できる企業文化に惹かれてのこと。入社後は鉄道事業に関わり、経営管理やマーケティング業務などでキャリアを重ねている。
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入社後、新人研修を経て配属されたのは、鉄道事業の経営管理を行うセクションでした。2年目には、鉄道事業の収支計画の立案を任され、上司のサポートのもとで予算を作成。また、収入実績を経営層に毎月報告する機会もあり、役員がどのような観点で業績を判断しているのかを学び、経営思考を養うことができました。
そのなかで役員や当時の課長から「若いうちに鉄道事業の現場を経験しておいたほうがいい」と助言いただき、3年目に自ら希望して車掌業務に従事。鉄道のリアルな現場に触れて、列車を安全かつ正確に運行するという「当たり前」を成り立たせるためには、多大な労力を要することを肌で学びました。また、駅や時間帯によって異なるお客さまの状況を把握することで、安全上の改善点を感じたことも。本社からは見えにくい課題に数々直面し、鉄道事業の実態を深く理解することができました。こうして最初の3年ほどで経営側と現場側の双方を経験したことで、事業を俯瞰で捉えて全体最適を考える視点が身についたように思います。


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車掌業務を半年ほど経験した後、運輸営業部へ異動して鉄道事業のマーケティングを担うことに。ここでいま私が企画している施策の一つが、座席指定列車の充実です。お客さまの利用データを分析した結果、座席指定列車のダイヤや運行形態を見直すことでより多くのお客さまのニーズに応えられそうだと判明したため、鉄道のダイヤ作成を手がける同期と連携して実現可能性を討議しています。
それとあわせて、鉄道事業のパーパス(存在意義)の策定にも参画。これは鉄道本部長から「未来に向けて鉄道事業がどうあるべきか、若手主体で考えてほしい」と託されたプロジェクトでした。京急グループの長期ビジョンに沿って、鉄道事業が提供すべき価値とは何かを、現場目線も踏まえて20代の若手総合職の間で徹底的に議論。そして「こころ、つなぐ、つくる」というキャッチフレーズを冠したパーパスを導き出し、それはいま鉄道本部全体で共有されています。こうして事業の本質をあらためて追究し、言語化して社内に提示したことで、私自身もチャレンジすべき方向性が明確になりました。

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鉄道事業のマーケティング担当として、私に求められているのは中長期的な視点で鉄道のダイヤを検討し、京急グループの交通ネットワーク全体を最適にデザインすること。2050年の未来を見据えて、これから沿線がどう変化していくのか、エリアごとの人口動向の予測データなども踏まえて分析し、そこに対応しながら地域も京急も発展できるストーリーを描いていく。そんな難題にいま取り組んでいます。
私は、京急沿線に大きな可能性を感じています。並行して走る競合路線と比べて駅数がとても多く、「まち創造」の拠点となる駅をたくさん抱えているため、そこに人が集う最適な「移動」を提供できれば、きっと地域に新たな価値が生まれるはずです。鉄道だけではなくバス、そして新たなモビリティなども組み合わせた移動プラットフォームを沿線全体で実現し、より暮らしやすく魅力的な地域にしたい。せっかく経営に近いポジションで力をふるえるわけですから、これから多様なキャリアを積んで、ぜひ自分が描くビジョンを成し遂げたいと思っています。
