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People & Works

3INTERVIEW事務系

駅名変更、
外国人向け案内所の改革、
品川の開発……
毎日が新たなチャレンジの連続。

H.O
鉄道本部 運輸営業部 営業環境デザイン課 
2017年入社/商学部卒

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

大学時代に北陸地方の地域活性化活動に携わり、人びとの生活の基盤をつくり上げて豊かにするまちづくりに興味を持ち、地域に根ざして多角的な開発ができる鉄道会社を志望。なかでも京急を選んだのは、沿線上にバラエティに富んだ地域を抱え、開発のポテンシャルが高いと感じたから。入社後は鉄道事業に関わり、1年目に品川駅で現場業務を経験した後、2年目から営業環境デザイン課に所属。

01

2年目から駅名変更を裏方で支え、
プロモーションも担う。

入社後、鉄道部門に配属された私は、2年目から新規のプロジェクトにいくつも関わる経験を重ねてきました。その一つが2020年3月に同時に実施された、京急創立120周年記念事業である京急線4駅の駅名変更と、羽田空港の国際線拡張に伴う2駅の駅名変更。私は上司と二人のチームでこのプロジェクトの事務局を担当し、いままでに行ったことのない6駅もの駅名変更に必要な設備や費用を調査して、関係各所との調整に奮闘。京急の歴史に残るような事業を動かす大きなプレッシャーを感じながら、無我夢中で業務に取り組みました。
さらに、新駅名のお客さまへのプロモーションまで一貫して担当。6駅の駅名看板や構内を祝い花で装飾するイベントを企画し、SNSでの拡散を狙ったインスタグラム投稿キャンペーンを実施したところ、お客さまから「とても素敵だったので思わず投稿しました」という声をたくさんいただくことができました。自分の考えたものが沿線で形になって多くのお客さまに伝わり、その反応が直接返ってくるという鉄道会社ならではの面白さを味わい、その時はとても感激しました。

02

KEIKYU TICの業務改善にも
奮闘。
経営思考が求められ、
自分の成長にもつながった。

駅名変更プロジェクトと並行して、訪日外国人向けの観光案内所「KEIKYU TIC」の運営を基軸としたインバウンドの取り組みを行うプロジェクトも、私たちのチームが担当。このTICでは、多言語に対応できるコンシェルジュが観光案内から乗車券発売までを一手に担っています。近年、訪日観光客の増加に伴ってコンシェルジュの負担が大きくなり、特に乗車券の発売は金銭を扱うため、それに神経を使ってしまい多言語での接客に集中できないという声が上がっていました。そんな状況を改善したいと、作業効率化のための自動釣銭機の導入を計画。社内外の関係者と折衝して設置後、スタッフから「業務が楽になった」と喜んでもらえた時は私もうれしかったです。
今日、人びとの生活様式が大きく変わりましたが、これをTICの体制を見直すチャンスだと捉え、本当に必要なサービスとは何かをコンシェルジュたちと検討しています。TIC全体を見渡して経営視点で最適な運営を考え、それを実践することで現場のスペシャリストたちのモチベーションが上がる。さらにそれがお客さまへのサービス向上につながることに、大きなやりがいを感じています。

03

自分の仕事が形となり、
多くの人に影響に与える。
将来は、地域の住民を
巻き込んだまちづくりを。

さらに、いま品川駅で進められている大規模な開発事業にも携わっています。このプロジェクトは品川開発推進室と鉄道本部建設部がメインとなって計画を進めていますが、駅やTIC の運営管理を担いサービス向上や業務効率化を検討する運輸営業部を代表して、私たちのチームもそこに参加しています。新しい駅を開発するにあたって、お客さまに支障がない工事の進め方や、将来の業務を想定した駅舎のあり方などを一緒に検討。まさに未来の駅づくりを担っている実感があります。
私が関わるプロジェクトはいずれも、自分が成し遂げた仕事が目に見える形となり、多くの人に影響を及ぼし、暮らし方や働き方を変えていく。そこに私は大きな醍醐味を覚えています。これからもそうした経験をもっともっと重ねていきたい。さらにキャリアを積み、ゆくゆくは学生時代から興味を持っている地域活性化にぜひ取り組んでみたいと考えています。地元の住民の方々を巻き込み、あるべきまちの姿を一緒に考えて一緒に実現していくような開発にチャレンジしてみたい。そして、多くの方々に「京急沿線で暮らしたい」と思っていただけるまちづくりに貢献できればと思っています。