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People & Works

1INTERVIEW事務系

舞台は品川。
社会の変化に合わせて
進化し続ける、
未来のまちをつくりたい。

渡邊 友樹
品川開発推進室 2011年入社/経済学部卒

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

YUKI WATANABE

地域を盛り上げていく「まちづくり」に興味を持ち、就職活動では地元の横浜エリアで沿線開発を行う鉄道会社を検討。なかでも京急を選んだのは、品川をはじめこれまで以上に開発や成長のチャンスがあり、自分自身も京急とともに多くの経験を積みながらチャレンジできそうだと感じたから。入社後は希望していた不動産開発の業務に就き、現在は品川の開発に関わっている。

01

時代の最先端の情報に触れて、
あるべきまちの姿を描く。

現在、品川駅周辺を舞台に、巨大な開発プロジェクトが官民一体となって進められています。私は2019年からこのプロジェクトに関わり、当社が不動産を数多く保有する品川駅西口地区の開発の企画を、チームのメンバーとともに進めています。開発の方向性は、品川を次世代の国際交流拠点に変えていくこと。こうした未来のまちづくりに企画段階から関われることに、とてもワクワクしています。
一方で、スケールの大きいプロジェクトなので行政や周辺地権者も含めて関係者が非常に多く、意見を調整しながら物事を進めていくのはとても多くの時間と根気を要します。一筋縄ではいきませんが、関係者が多い分、最先端の情報に触れる機会もたくさんあり、最前線で活躍するスペシャリストのリアルな考えや最新技術について知ることができる。そうした情報をもとに私自身勉強しながら未来を見通し、あるべきまちの姿を描いていくことに奮闘しています。

02

若いうちから重要な仕事を任され、
開発の真髄を学んできた。

入社後は賃貸管理やマンション開発などを経験したのち、駅直結の商業施設「ウィングキッチン京急蒲田・京急鶴見」の開発に企画から開業まで携わりました。他社のディベロッパーさんでは、企画、リーシング、広告、設計、施工などを完全分業しているケースがほとんどですが、京急の不動産開発では少数精鋭のチーム単位で一つの事業を進めることが多いです。その分、深く事業に関わることができ、先の開発でもさまざまな仕事を一定の裁量とともに任され、事業推進に必要な力を一つずつ丁寧に身につけられたと思います。当然、相手がある仕事ですし、知識や経験がものを言うので苦しい思いもしましたが、上司や先輩のフォローを受けながら何とか食らいつきました。オープン当日の朝、多くのお客さまが並ばれている光景を見た時は胸が熱くなりましたね。
その後に担当した、ものづくり複合施設「梅森プラットフォーム」の開発の過程でも貴重な経験をしました。大田区の町工場が培ってきた技術力と、地元のクリエイターの発想がかけあわさる、新たなものづくりのムーブメントを起こせる場をつくろうと企画。このプロジェクトを通して、まったくのゼロからではなく、地域の方々との連携と既存の資源の結びつきから新たな価値が生み出されることを学び、これこそがまさに京急における開発の真髄だと実感しました。こうした経験を品川の開発にも生かしていきたいと思っています。

03

新しい時代の開発モデルを確立し、
沿線全体に波及させていきたい。

これから品川にどんなまちをつくるべきなのか?そこに確かな答えはありません。特に人びとの生活は大きく変わり、同じ大規模複合開発でも従来のようなテナント構成や商品企画は、これからの時代にはそぐわないはずです。重要なのは、先が見通せない社会を受け入れて、常に変わり続けられるまちづくりをすること。社会の変化に合わせて、まちの仕組みそのものをアップデートできる環境を品川に実現したいですね。意外と知られていませんが、西口地区には地形を生かした緑豊かな公園があり、地域の方の憩いの場になっています。こうした既存の環境を生かすとともに、新しい時代に合わせた開発モデルに挑戦し、ゆくゆくは沿線全体に波及させていきたいと思っています。国内外の玄関口となる羽田や、豊かな自然や海が広がる三浦など、特徴的なエリアを数々抱えている京急沿線。ここには、今後の暮らし方や働き方に対応できる土壌があり、それは首都圏の他のエリアにはなかなかない、京急ならではの魅力だと考えています。
今後の自身のキャリア形成で目指しているのは、これからの社会に求められる最適な開発や事業のあり方を、企業経営を含めたさまざまな視点から判断して企画実行できるような人財となること。さらに力を磨いて頑張っていきたいと思います。