WORK
仕事を知る
京急を利用する多くの人びとに安心と安全を提供するのが、
鉄道現業職の使命です。
ここでは、鉄道現業職の4つの職種である運輸、車両、
工務、電気それぞれの仕事内容や働き方について、
ご紹介いたします。
WORK
京急を利用する多くの人びとに安心と安全を提供するのが、
鉄道現業職の使命です。
ここでは、鉄道現業職の4つの職種である運輸、車両、
工務、電気それぞれの仕事内容や働き方について、
ご紹介いたします。
ホーム整理やお客さまのご案内、改札・出札業務など、
駅に関わるさまざまな仕事を担います。
お客さまの安全な乗降の確認と発車の合図の実施を行います。「安全最優先」のもと、ホームでは細心の注意を払っています。
日ごろより運行知識の習得に努め、お客さまの状況に合わせた最適な情報をご提供します。丁寧なご案内を心がけています。
家族連れ、お年寄り、訪日外国人、お子さまなど、京急を利用するすべてのお客さまに「おもてなし」の精神でお迎えします。
駅の顔として、乗車券の乗り越し精算や乗り換え・駅周辺案内、お忘れ物の対応など、さまざまなお問合せにお応えします。
駅務機器の締切作業と収入金の集計・計上を行います。券売機の締切や動作確認が、快適な乗車につながります。
普段の清掃はもちろん、ポスターの剥がれやリーフレットの補充など至るところに目を光らせます。
交代制宿泊勤務の場合は、10:00~翌10:00(実働15時間30分)となり、翌日は休みとなります。日勤の場合は10:00~18:30での勤務(昼食45分休憩)となります。ともに週休二日制で4週8休です。この他、毎年9月に付与される年次有給休暇や、加算有給休暇(1年間の祝日分、19日間を4回に分けて付与)といった休暇制度があります。
下図2週間が1クールとなります。有給を使って休む場合、宿泊勤務は2日分、日勤は1日分消化します。
※休暇を取得した場合は、その勤務を代わりに誰かが行う形となります。
乗務員(車掌・運転士)を目指す場合は、駅業務の経験が必要となります。その後、車掌登用試験(社内試験)に合格した場合、車掌としてご活躍いただきます。また、車掌業務の経験をもとに運転士への道も拓かれます。
京急が保有するすべての車両の
さまざまな部分の機能や状態の検査、車両清掃を実施します。
車両のさまざまな部分の機能や状態を検査し、車両清掃を行います。京急電鉄で保有するすべての車両を定期的に検査し、万全を期して安全を保守します。検査する際は細心の注意と熟練した技術力、そしてまさに全身全霊の集中力を注ぎ、検修業務を遂行します。
10日を超えない期間ごとに車両の主要部分について、部品の摩耗、取り付け状況の検査を行う作業です。また、お客さまに快適な車両を提供するために、6日ごとに車外を機械洗浄で、3日ごとに車内の天井・床・窓・座席などを人の手で清掃します。
3月を超えない期間ごとに車両の状態および機能の検査を行う作業です。
新造車を購入した時、故障・事故が発生した時、重要な改造または修繕を行った時、車両の一部または全般について、その状態および作用について臨時に検査を行う作業です。
1両ずつに分割し、台車と車体を分離させて、各装置の整備・検査を行う作業です。重要部検査は、「4年」または「当該車両の走行距離が60万㎞未満の期間」のいずれか短い期間で行います。全般検査は、「8年未満」の期間ごとに行います。
通常日勤の場合は8:30~16:50となります。検車区所属の一部の職員については、週に一度の宿直勤務もあり、宿直勤務の場合は翌16:50までの勤務になり、翌日と翌々日が休みとなります。週休二日制で4週8休です。この他、毎年9月に付与される年次有給休暇や、加算有給休暇(1年間の祝日分、19日間を4回に分けて付与)といった休暇制度があります。
線路やトンネルおよび各種施設などの改良・保守を、
チームワークと熟練した技量で手がけます。
毎日電車を安全に運行する、その当たり前のことを支えているのが、線路やトンネルおよびバリアフリー施設などの改良、保守という工務の仕事。使う道具は、最新鋭の機械から手持ちの物まで大小さまざま。けれども最後にものをいうのは、チームワークと熟練した職人の技量なのです。
線路を常にベストの状態に保つためのメンテナンスを行います。検測車で軌道検査を行い、不都合なところがあればマルチプルタイタンパーなどの大型保線機械で線路補修を行い、レール・まくら木・砕石を交換して、安全で快適な列車運行を支えています。
列車運行において欠かせない駅、トンネル、橋、法面(斜面)など、あらゆる施設についての新設・改築工事を行っています。工事の規模はさまざまで、担当者は現場調査、施設の設計、施工会社との打ち合わせ、施工管理など、一連の業務に携わります。
駅の改良工事(駅舎の改修、お客さま用トイレの改修、バリアフリー化、ホーム屋根の延伸・改修など)のほか、職員施設の改修など鉄道施設以外の建物まで幅広く行っています。担当者は工事の立案・計画から完成まで一連の業務に携わります。
線路の点検に近道はありません。昼は主に歩いて線路を点検し、夜は自ら点検車両を運転し、京急全線87kmをくまなくチェックします。約3か月で「軌間(レール幅)」「水準(レール左右高)」「高低(レール頂面長さ方向の凹凸)」「通り(レール側面長さ方向の凹凸)」と呼ばれる4項目の点検を実施します。4項目とも定められた数値を維持するために、ミリ単位で管理をしています。
通常日勤の場合は8:30~16:50となります。月に4~6回程度の夜日勤や月に2回程度の当直の場合は翌8:30までの勤務となります。週休二日制で4週8休です。この他、毎年9月に付与される年次有給休暇や、加算有給休暇(1年間の祝日分、19日間を4回に分けて付与)といった休暇制度があります。
保線区の一例として〔木・金〕〔金・土〕〔土・日〕〔日・月〕の順番で、週休が変わっていきます。
また、月に2回程度、当直があります。
土木区と建築区は、土日が週休です。
※夜日勤は全ての区が対象です。
電車を動かす電気に関する各種設備の維持・管理や、
施設の保守・設計・施工管理を行います。
電車は、文字どおり電気がないと動けません。しかも、直流1,500Vという高電圧の電気を扱う特殊な仕事。独自の技術と普段の保守体制が、今日も電車を動かしています。また、時速120kmという高速の列車運行を制御する鉄道信号設備は、最新の設備と諸先輩からの技術継承により守られており、責任と誇りに満ちた仕事です。
京急全線で20ヵ所ある変電所では、電力会社などから66,000Vまたは22,000Vの電気を購入し、電車運転用と信号および駅舎用などに変電して、電気を供給しています。安定した電気を供給するため、変電設備のメンテナンスおよび各種工事による維持・管理に努めています。
電車に電気を供給する電車線路設備、それを支える支持物、高圧配電線路と駅照明設備などの鉄道電気施設の保守管理および工事の設計・施工管理を行っています。「安全」を最優先に、活気のある明るい職場です。
列車の安全運行に重要な役割を占める信号設備、ATS装置、列車無線をはじめとする各種通信設備、踏切警報機、踏切遮断機や各駅に設置されている電話設備、放送設備、列車発車案内表示装置などの保守管理を行っています。
通常日勤の場合は8:30~16:50となります。月に4~6回程度の夜日勤や月に2回程度の当直の場合は翌8:30までの勤務となります。週休二日制で4週8休です。この他、毎年9月に付与される年次有給休暇や、加算有給休暇(1年間の祝日分、19日間を4回に分けて付与)といった休暇制度があります。
電気系の各区は一例として〔木・金〕〔金・土〕〔土・日〕〔日・月〕などの順番で、週休が変わっていきます。
また、通信区は月に2回程度、当直があります。
※夜日勤は全ての区が対象です。